ドラキチblog

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とにかく痛い!痛風の原因や治療法は?

僕は今、20代後半ですが数年まえに痛風を発症しました。

 

痛風と言えば、贅沢病だとか皇帝病だとか言われていますが、一体どのような病気なのか、治療法や対策はあるのかをまとめました。

 

少しでも参考になればと思います。

 

 

痛風

 

 

痛風は、高尿酸血症という病気の症状の一つです。

風が吹いただけで痛い、という事から名付けられています。

 

高尿酸血症とは血液中の尿酸値の値が7.0mg/dLを超えた状態で、血液中の尿酸の量が多い状態の事を言います。

 

 

痛風とは、体の中の尿酸が過剰になった状態が続いた結果、血液に溶けきれなくなった尿酸の結晶が、足の関節などにに溜まり激しい炎症が急激に発症する病気の事です。

 

だいたいの場合は、足の指の付け根の関節や足首の関節に炎症が起きて、激しい痛みや赤く腫れ上がるなどの症状が出ます。  

 

痛風関節炎症とも言われていますね。

 

僕が初めて発症した時は、左足親指の付け根の関節でした。

前日にかなりお酒を飲んだ翌日の朝に、激痛と共に目が覚めて、一日中のたうち回った記憶があります。

 

パンパンに腫れ上がって靴どころか靴下すら履けませんでした。

 

 

ほかにも、尿酸の結晶は腎臓に付着して腎臓の機能を低下させるなど、いろいろな病気の原因となります。

 

 

 

 

尿酸とは

 

体内のエネルギー源や核酸の成分であるプリン体という物質の老廃物です。

 

簡単に説明すると、プリン体を体の中で分解した時に作られてしまうゴミのような物です。

 

 

 

 

プリン体とは

 

細胞の中に含まれる成分の事で、旨味成分とも言われています。

 

プリン体は日頃の食事から摂取しがちと思われていますが、体内のプリン体の8割は体の中ので生成されています。

 

人間の体も細胞で作られているので、プリン体の塊というわけです。

 

 

 

尿酸値が上がる原因

 

簡単には原因はプリン体です。

当然、摂取するプリン体の量が増えれば作られる尿酸も増えてしまいます。

 

肉や魚、卵やきのこ類にプリン体は多く含まれています。

特に、細胞の多い魚卵はめちゃくちゃプリン体が含まれています。

 

アルコール類では、ビールがその代表で、焼酎などの蒸留酒には少ない言われています。

 

アルコール類には肉や魚ほど多くは含まれてないですが、アルコールそのものに尿酸値を上げる作用があります。

 

やはり飲み過ぎには要注意です。

 

また、激しい運動なども尿酸値を上げる原因になります。

運動によって壊れてしまった細胞が分解される時に尿酸を作り出します。

 

日本人は欧米人に比べると尿酸を排出する能力が低いと言われており、痛風患者の8割は体質が原因だと言わています。

 

治療法はあるのか?

 

病院へ行くと、尿酸値を下げる薬や痛い所に貼るシップを貰えたりしますが、どれもその場だけで根本的な治療にはなりません。

 

食生活など改善しなければすぐに尿酸値は上がってしまいます。

 

とにかく尿酸値を上げないようにコントロールする!これに尽きます。

 

 

プリン体の多い食品を食べ過ぎないようにしたり、お酒を飲む量を減らしたりと、基本は食生活の改善がメインです。

 

 

 

また、尿酸はその8割が体内で作られいる事から、食生活の改善以外に排出する事も大切です。

 

尿と一緒に排出されるので、水分を摂取する事で排出する量を増やす事ができます。

 

水分だからと言ってお酒はダメですよ笑笑

アルコールを分解するのに水分を使ってしまいますから逆効果です。

水が一番いいと思います。

 

他にも、尿酸は酸性である事からアルカリ性の食品を摂る事で中和効果があります。

代表的なものが、もずくなどの酢の物があります。

 

 

以上、痛風についてのまとめでした。

 

食生活の乱れは痛風だけでなく様々な大病の原因となります。

暴飲暴食をしている方は、少しでも食生活の改善を意識してみてはどうでしょうか。